2025.10.21 B型/長江
感染症・食中毒予防のための所内研修及び訓練を行いました
感染症対策研修「手洗いチェック実験」を実施しました
長江事業所では、感染症の予防に関する理解を深めるため、
「手洗いチェック実験」をテーマにした研修を行いました。
使用するものは片栗粉、イソジン、お湯です。
実験を通して、目に見えない汚れや洗い残しの確認を行い、正しい手洗いの重要性を再認識しました。
① でんぷんクリームの作成
片栗粉とお湯をよく混ぜ、粉っぽさがなくなるまでしっかりと練ります。
にぎっても固まるほどの濃度に仕上げ、手や指の全体にムラなく塗布します。
そのまま乾燥させることで、手洗い実験の準備が整います。
② いつも通りの手洗い
石鹸を使い、普段通りの方法で手洗いを行います。
指先や手首なども意識しながら洗い、ペーパータオルでよく拭き取ります。
③ うがい薬でのチェック
うがい薬(イソジンなど)を薄めた液を準備し、手に塗布します。
すると、洗い残しのある部分が青紫色あおむらさきいろに変化します。(ちなみに上の画像は誇張した見本です)
※青紫色に変化するのは、デンプンとヨウ素の反応によるものです。
目に見える形で確認することで、洗い残しの多い箇所を把握できます。
ちなみにイソジンは洋服に付くと落ちなくなるのでご注意ください‼
④ 正しい手洗いを学ぶ
青紫色に染まった部分を確認し、指先・爪の間・指の間・親指・手首など、洗い残しがちだった箇所を意識して丁寧に洗います。
再度チェックを行うと、洗い残しがなくなり、清潔な手が保たれていることを確認できました。
【考察】
普段の手洗いと正しい手洗いを比べることで、効果の違いを実感できました。
この研修を通して、参加者は手洗いの重要性を再確認し、
日常生活のなかでも衛生意識を高めていくことの大切さを学びました。
(長江事業所チームより)